牛ヒレ
他の部位に比べ運動しない部位なので、きめが細かく大変やわらかな部位です。
脂肪が少ないので、淡泊でお上品な味です。加熱しすぎるとかたくなるので、注意。
クッキング-こんな献立はいかが?
和牛ヒレ肉ステーキ
- 材料≪4人分≫
- ・牛肉ヒレ肉150g×4枚
- ・バター、サラダ油-適量
- ・塩、コショウ-適量
- ソース、ポルト
- ・エシャロット40g
- ・ポルト酒150ml
- ・フォンドヴォー400ml
①_1枚の重さが約150g、厚さが約2.5㎝の室温に戻した切り身に、全体にまんべんなく塩、コショウをふる。コショウは挽き立てがベスト
②_鍋にサラダ油とバターを熱する。バターは溶けた後、一瞬全体に泡立ち、それが収まると色付き始める。淡い茶色になるまで熱する。
③_やや火を弱め、肉を入れる。肉は一旦入れたら動かない。火加減を調整しながら鍋の温度を常に一定に保つ(バターの色が目安。色が濃くなったら火が強い)
④_そのまましばらく焼く。鍋に接している縁の部分に茶色い焼き色が付いてきたら、肉用フォークなどを使って傷つけないように裏返す。
⑤_鍋を斜めにし、スプーンで焼き油を上からかけながら、じっくり火を通す。これは肉の表面が乾燥せずに、しっとり仕上げる効果もある
⑥_肉の表面に赤い肉汁がうっすら浮いてくるので、それが焼き上がりの目安。
⑦_焼き上がったら網を敷いたバットに取り出し、温かい場所でそのまましばらく休ませる。余熱で中心までゆっくり火が通り肉汁も全体に戻る
⑧_ソールを作る。肉を焼いた鍋¥でエショロットを炒めポルト酒を入れて半量まで煮詰める。フォンドヴォーを加えそれも半量まで煮詰める
⑨_皿に盛付け。付け合わせにアスパラなどを加え、お肉にソースをかけて出来上がり。
牛ヒレの和風ステーキ
- 材料≪4人分≫
- ・牛肉ヒレ切り身4枚(600g)
- ・オリーブ油またはサラダ油-大さじ2
- ・塩少量
- ・しょうゆ-大さじ4
- ・大根400g
- ・ラディッシュ4個
- ・クレソン5~6本
- ・すだち2個
①_フライパンを充分に熱してオリーブ油(またはサラダ油)を入れ、全体になじませる。盛りつけるとき表になるほうを下にして肉を入れ、塩をふり、初め30秒くらいは強火、そのあと火を弱めて、フライパンを揺すって肉を動かしながらきれいな焼き目がつくまで焼く。裏返して塩をふり、好みの焼き加減になったら皿に盛る。
②_後のフライパンにしょうゆを入れて回しながら焼き汁としょうゆを混ぜ、肉の上からかける。
③_大根は皮をむいてごく細いせん切りにし、せん切りにしたラディッシュと適当な長さに切ったクレソンを混ぜる。すだちは4等分ずつに切る。これらを焼いた肉に添える。
牛ヒレ肉のカルパッチョ
- 材料≪4人分≫
- ・牛肉ヒレ肉(塊)300g~400g
- ・オリーブ油-大さじ1
- 薬味
- ・アンチョビ4切れ
- ・ピーマン赤、緑80g、玉ねぎ50g
- ・ケッパー大さじ2、あさつき大さじ2
- ・レッドペッパー少量
- ・レモン1個
①_牛肉は繊維に沿って約5㎜に薄くそぎ切ります。
②_ラップにオリーブ油を薄く塗り、その間に牛肉1枚ずつ挟み、瓶などで軽くたたきます。肉が破れないように優しく均等にたたくのがコツです。たたき始めはなかなか広がりませんが、肉が軟らかくなるにつれて薄く広がります。
③_牛肉が十分に薄くなったら、上側のラップを外し、肉が下になるように皿を置き。もう一枚の上になったラップも静かにはがします。
④_薬味のアンチョビは斜めの千切り、ピーマンは千切りにして茹でるか丸焼きにして皮をむいて千切りにします。玉ねぎも千切りにして水に晒します。
⑤_薬味を牛肉の上に乗せレモンを添えて出来上がり。